賃貸アパート・マンションの大規模修繕は計画的に(外壁塗装、シーリング、タイル改修、屋上防水、鉄部塗装、共用廊下床防水) | いわき土地建物の【不動産ブログ】

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賃貸アパート・マンションの大規模修繕は計画的に(外壁塗装、シーリング、タイル改修、屋上防水、鉄部塗装、共用廊下床防水)

こんにちは、PM事業部の関場淳介です。

賃貸アパート・マンションの安全性や資産価値の維持のために必要な大規模修繕。

今回のミニ知識は大規模修繕の必要性や内容、周期の目安、メリットについてご紹介いたします。

■大規模修繕の必要性について

国土交通省のオーナーに対する意識調査によると「計画的・定期的に修繕を実施している割合」は、わずか2割程度となっています。

実施しない理由は「資金的余裕がない」「必要性が理解できない」などとなっており、修繕を実施しないオーナーが多いのが現状です。

修繕を怠り入居者に被害が出た場合、オーナーは「損害賠償の責務」を負う可能性があります。

また最悪の場合、入居者の命にも関わります。

\"何か起きる前に\"大規模修繕を実施することが大切です。

■主な修繕箇所と周期の目安

外壁塗装 (8~12年程)

シーリング (5~7年程)

タイル改修 (10~12年程)

屋上防水 (8~15年程)

鉄部塗装 (2~3年程)

共用廊下床防水 (8~12年程)

■大規模修繕のメリットとは?

① 建物の耐久性の維持

② 入居者の安全確保

③ 入居率の向上

④ 家賃水準の維持

計画的に大規模修繕を実施することで、建物の耐久性の維持や入居者の安全確保だけでなく、入居率の向上や家賃水準の維持など、物件の資産価値の下落防止にもつながります。

■施工事例(外壁塗装)

経年劣化が目立ち始め、雨漏りが発生。

それをきっかけに防水工事と外壁塗装を実施。

その後、入居率が向上し、空室対策にも役立つ結果となりました。

№326-1.jpg before

 ↓

№326-2.jpg after

大規模修繕は時間や費用がかかりますが、入居者を守ると同時に「資産価値」や「入居率」にも関係してくる不可欠な工事です。
どのような建物でも、経年劣化から逃れることはできません。長期修繕計画を立てて早めに対処していくことが、入居者や建物だけでなくオーナーにとっても一番メリットがあるといえるでしょう。

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記事の更新日:2023/10/05

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